第2回のテーマは、『ステップ』です。「フットワーク」「相手を見る」「自分なりの感覚を見つける」の3つを目標にいろいろなメニューにチャレンジしました。
今回から各セッションで学生コーチがリーダーとなり進めてくれました。グルーピングやチームトーク、デモンストレーションなどを効果的に取り入れながらプレーヤーの学びをサポートしてくれました。
最初に前回の復習とウォーミングアップをかねてストーン&フリーを行いました。ボールを相手から遠ざける動きがスムーズに行えるようになり、ストーン(タッチされた味方)を見つけて助ける動作(片手でタッチする)も多くみられ、このメニューの教材力を感じます。ラダーでは、「踏んで、弾く」などステップにつなげていくためのポイントや「膝と足先を同じ向きに揃える」など怪我予防につながる動作を確認しました。
マーカーステップゲームでは、競争も取り入れながら、上下左右の動きを確認しました。プレーヤーの熱量も徐々に上がり、素晴らしいフットワークには歓声もあがっていました。ボール鬼ごっこでは、ペアになって動作をさらにダイナミックにしていきました。タッチされる最後の瞬間まで駆け引きすることを意識付けることで、さらに躍動的な動きが見られました。
1対1では、キレでかわす、相手の逆をつく、チェンジオブペースなどなど各々に判断しながら効果的な前進を図るプレーが見られました。
最後のゲームでは、スクラムハーフプレーヤー(供給係)を付けました。個人の前進だけでなく、サポートや展開からのトライが見られ、各プレーヤーの力が存分に発揮されていました。
お互いに名前を呼びあったり、良いプレーには自然と拍手が生まれたりと、参加者同士や参加者と学生コーチとの距離が縮まってきており、活動がより活発になってきました。学年やチーム、学校、地域の枠を越えて参加者同士のつながりを深めていけることも放課後プログラムの魅力ではないかと改めて感じる時間を過ごすことができました。
練習内容
・ストーン&フリー
・ラダー&ストレッチ
・マーカーステップゲーム
・ボール鬼ごっこ
・1対1
・7on7(リアクションタッチ)
メインコーチ:山中 みゆ
サポートコーチ:村岡 陽平
場所 四国大学しらさぎ球技場
天気 晴れ 気温29度