日中は30℃近くに迫る九州特有の暑さでしたが、夕方にはやや涼しく感じる程度に気温は下がりました。
本日より北九州クラスが開催される運びとなりました。今回はラグビー経験者を中心に、5つのラグビークラブから中学生27名の申し込みがあり、本日は出席した24名で開会式を行いました。
開会式は、メインコーチの自己紹介、放課後ラグビープログラムについて、本日お手伝いいただく北九州ラグビーフットボール協会の皆様の紹介、会場の使用やプログラム参加についての注意事項を伝えました。その後北九州クラスのテーマを「楽しく、真剣に、安全に」として実施していくことを説明しました。
練習は、アイスブレイクのドリルから始めました。普段は別々のラグビークラブで練習している者が集まっているため、最初は動きもコミュニケーションもぎこちなかった参加者も、ウォーターブレイクの間に自らコミュニケーションを図り、チームトークでも積極的に意見を出し合うなど、主体的な雰囲気を帯びていきました。
ここではドリルの目標を達成できずに終わってしまったので、その原因がパスのコミュニケーションであることをクローズアップして、最初のドリルに移行しました。
次に、パスとキャッチの基本のドリルを2つのグループに分けて実施しました。うまくいかない場面に着目させ、パスをする側と、パスを受ける側のキーファクターを確認し、広さを工夫しながら繰り返し実施していくと、スキルもコミュニケーションも深めていくことができました。
最後は、2つのコートで練習のまとめとしてのタッチフットを行いました。今回行ったパスとキャッチのキーファクターを意識できており、声も出てきて、何度かトライもありました。今回の練習の成果と言えるかはわかりませんが、開始した時よりもはるかに活気を帯びて、本日の活動を終えました。
プログラム終了後、参加した生徒の保護者から「毎週やっていただきたい!」とお声掛けいただきました。選手も保護者にも好評を得ることができたので、次回も楽しんでいただけるように工夫していきたいと思います。
実施内容
・開会式
・ウォームアップ、S&C
・アイスブレイクドリル(20回パス)
・パスとキャッチのドリル(2対1)5m幅
・パスとキャッチのドリル(2対1)10m幅
・タッチフット(2コート、4チーム)
・クールダウン、ストレッチ
・まとめ
指導者:阿部展裕(メイン)、隈本 真(アシスタント)、北九州ラグビーフットボール協会の皆様
場所:八幡東体育館