2021徳島クラス第5回（2021/10/29）

グラウンドの気温がぐっと低下し、本格的なラグビーシーズンの到来を予感させる時節となりました。今日の放課後プログラムも活動的で充実した時間となりました。

練習テーマは、「サポートプレー」です。『サポートとは？』の問いかけから、サポートプレーは、アタックだけでなく、ディフェンスにもあることを確認し、練習をスタートしました。

ウォーミングアップでは、小・中学生も学生コーチも入り混じり、笑顔が弾け、一体感が生まれていました。学生コーチのリードのもと、新しくサポートランというメニューを行いました。『後ろの人がコールする』『トップスピードでもらう』『パスをした後もサポートする』のポイントを確認しました。

動きにスピード感が出てきたところで、自分がほしいタイミングでもらうためのコールの必要性も確認することができました。アタックサポートでは、サポートプレーヤーの動きを意識し、少しずつ難易度を上げていきました。徐々にスピードも上がり、「今のは声が足りなかった」「タイミングを合わそう」などプレーヤー同士で会話している様子も見られました。効果的なサポートの仕方を体感的に学んでいるようでした。

ディフェンスのサポートでは、相手に合わせて動くことから、少しずつ判断の要素も加え、コースや空間への前進を防ぐために、相手の動きを予測したり、仲間と協力したりすることにチャレンジしました。「相手を指さして」「コールして」など状況に応じて、プレーヤー同士のコミュニケーションが生まれていました。

最後の７vs7では、今日のテーマとつなげて、サポートトライは２点というルールで行いました。ディフェンスでもサポートを意識しました。ゲーム性が高まり、ゲームとしては過去最高に活気づいていました。プレーヤーは、積極的にボールに関わり、「サポート！サポート！」「空いてる！」などコールしながら、多くのサポートトライが生まれました。成功体験を積みながら、参加者が着実にレベルアップしていることを感じました。次回のテーマは「コンタクトプレー」です。