放課後ラグビープログラム最終回となる第8回目は小学生13名、中学生6名の参加となりました。今回のテーマは最後ということもあり、「今まで学んだことをどんなことでもいいから出していく」というものにしました。声を出す、アーリーキャッチ、ステップなどそれぞれ子供たちが放課後ラグビープログラムで学んだことを出せるような練習内容にしました。
気温が6度の小雨ということで身体が冷えないように、W-upでスピードトレーニングとアジリティを行ったあとすぐにボールゲームに入ることにしました。ボールゲームはタッチされた後にオフロードパスを繋げればミスなどない場合は継続して攻撃ができるというルール設定にしました。今まで学んできたことがプレーの随所に見られ、チームトークの内容も具体的な解決策まで話し合うことができていてすごく成長を感じました。
第1回目から大きく成長した点はパス・キャッチスキルのところはもちろんですが、サポートの意識やフリーの選手へのパスができるようになりました。ボールゲームの中にキックも加え、空いているスペースに対してどの手段が有効か、逆にどう守ればいいかを学んでもらえたと思います。
8回という短い回数ではありましたが、毎回色んな発見があり試行錯誤しながら実施してきました。あと残り数分というと「え~、もう終わり~…」という毎回残念そうな声が聞けなくなるのは寂しいですが、子ども達の楽しそうな笑顔を見てて僕自身も楽しかったです。
この経験を活かしてこの事業を終わりにするのではなく、どうすれば持続・発展していけるかを考えていきたいと思います。子どもたち自身が自然と成長できる環境づくりを整えることを第1に考えてこれからも一緒に成長していきたいと思います。
ありがとうございました。
練習内容
・スピードトレーニング
・アジリティドリル
・ボールゲーム(オフロードタッチ)
①グラウンド広い
②グラウンド狭い(縦)
③グラウンド広い(キックあり)
場所:八戸学院大学人工芝グラウンド(ラグビー場)
気温:6℃
天候:小雨
指導者:山下祐史(メイン)、安部恒俊(アシスタント)中鶴間祥太(アシスタント)、白井天馬(アシスタント)