第6回の放課後ラグビーも天候に恵まれ、グラウンド状況も良好です。秋の様相で涼しくなりましたが、選手16人でスタートいたしました。今回のテーマは、「判断」です。なかなか教えるのが難しい内容ですが、ディスカッションをプレーの合間に挟み、選手と一緒に考えながら進めることで、理解を深めました。
まず、前回までの内容をおさらいしながらウオーミングアップを行い、今まで身に付けたスキルを呼び起こします。2週間の時間が空いたこともあり忘れていることもありましたが、選手夫々にコーチが声を掛けてサポートしながら基本的なスキルを確認しました。
メインの練習となるアタックの判断では、状況に応じて空いているスペースを認知し、そこに仕掛けることを目標に設定しました。ボールキャリアー1人のアタックから始め、人数を増やすことで選択肢も増えるような練習にしました。年齢や経験値によるプレーの差が大きくなってきたので、同じレベルの選手でアタックラインをつくり、トライ&エラーを繰り返しながら「判断」を意識してプレーすることにターゲットを絞った練習を行いました。
予定していた練習では、選手が判断する要素が多すぎて、“スペースの認知とそこへの仕掛け”に意識が向かなくなりことが多くなったため、より課題を意識できるように場面設定を変更することで、選手たちの理解度も上がり、スペースへの攻撃を意識付けすることができたと思います。
今回のセッションでは、状況把握とプレー選択の判断ができるようになることがゴールでしたが、1回のセッションでは狙った落とし込みがなかなか出来ませんでした。次回に向けての課題が見つかりましたので修正したいと思います。
実施内容
・ w–up
・ アタックのスペースの認知、状況判断ドリル
・ 場面設定したアタックドリル(DFなし)
・ 場面設定したアタックドリル(DFあり)
指導者
メインコーチ :片岡将一
サポートコーチ:山下智裕、大矢和人
場所
下橋中学校