10月に入り盛岡市クラスの放課後ラクビーも今回で第7回を向かえ、17名が元気に参加してくれました。テーマは前回の「判断」をベースに「連携」の要素を加えた内容です。
まずは、今回のテーマにこれまでの経験が生かせるよう、どのようなメニューをこなしてきたのかを振り返りました。全体でウォームアップを行ったあと、前回の「判断」のおさらいから始めます。
1対1のアタック攻撃ではディフェンスの動きを素早く判断し、空いたスペースに向かって走り込む。そこで生かされるのがステップです。次第に2対1、3対1とアタック側の人数を増やしていきます。そこで必要になるのが「連携」とパススキル。アタックラインセット時に図るべきコミュニケーションとは何か。数的優位になったときに、どのようなスペースを攻めるべきか。プレーヤー全体で判断し、コミュニケーションが図ってアタックイメージを共有しているか。そして、トライに繋がるパスが放れているか。ラグビーにおける大切な要素がどんどん付け加えられ、これまでの経験がリンクしていきます。
ラグビーなどのチームスポーツ未経験のプレーヤーにとって、コミュニケーションを図りながら状況を判断してプレーする事がかなり難しい様でしたが、ラグビー経験者が手本になり、徐々に理解し始めた様子が見られました。
最後に行われたタッチフットでは、ラグビー初心者を生かさないとトライを認めないルールの中、空いたスペースを攻める、ゲインしたところに走り込んでボールをもらう、外側のスペースを生かす、など経験者と初心者が一体となった攻撃も多数見られ、プレーヤー全体がレベルアップしてきているのが実感できました。
残すところあと3回となり、次回以降もラグビーの醍醐味を味わってもらえるような内容で活動を続けていきたいと思います。
実施内容
・ w–up
・ アタックのスペースの認知、状況判断ドリル(1対1)のおさらい
・ 判断と連携を意識したアタックドリル(2対1、3対1など)
・ 制限ルール付きタッチフット
指導者
メインコーチ :大矢知人
サポートコーチ:盛岡市ラグビーフットボール協会スタッフ
場所
下橋中学校