放課後ラグビープログラム盛岡市クラスも今回が最終回となりました。日没もはやく、スタートの時間にはあたりも真っ暗で、より一層寒さが身に沁みます。しかし、最終回となった今回も選手たちは元気で、熱気に満ち溢れた練習となりました。
前回のテーマは「連携」でしたが今回もそのテーマを継続しつつ、プログラムの総まとめとなるタッチラグビーをメイン練習として、今までの練習で身に付けたスキルを思う存分に発揮してもらいました。
まず、ウォーミングアップも兼ねて前回の復習でもある、DFの連携を練習しました。先週と場面を同じに設定したので、テンポよく練習が進みます。プレーしている選手のそばで、コーチが連携におけるプレーのアドバイスをしながらサポートをします。トライ&エラーで繰り返しプレーすることで自然と連携に必要なことが身につき、コーリングやポジションチェンジなど、連携に必要な要素が自発的に出てきました。練習のまとめに、「これを人数が増えたり場面が変わったりしてもチャレンジしてやってみよう」と選手に伝え、最後のタッチゲームにつなげました。
メインの練習のタッチラグビーは、1チーム6人の3チームでゲームを行いました。時間設定を短くして、選手がプレーする場面が多く、何度もプレーできるようにしました。選手みんながトライチャンスを狙って、何度も繰り返し攻撃参加をしたり、声を出したりしながら楽しそうに仲間と連携しながらタッチラグビーが出来るようになりました。第1回の時にもタッチラグビーをやりましたが、選手個々の技術が本当にレベルアップしているのが分かります。特にも学年の低い選手や、今回初めてラグビーをした選手のプレーは見違えるようです。9回のセッションとはいえ、ジュニア選手の吸収力には驚かされました。ゲームが盛り上がる中、終了の時間となり選手たちも少し残念そうでした。
閉会式では、コーチ陣から選手達に夫々メッセージを送り、選手たちの成長を讃えました。このメンバーを中心に岩手のラグビーがジュニア層から盛り上がってくれたら、数年後には大きな力になるのかもしれないという期待も含め、今後もラグビーを続けてほしいなと感じました。
実施内容
・ w–up
・ 1vs1
・ 2vs3
・タッチラグビー
指導者
メインコーチ :片岡将一
サポートコーチ:山下智裕、大矢 和人
場所
下橋中学校