本日のテーマ『オフザボールワーク』。前回の『ボールリサイクル』をテーマとして設定した練習の中で、ボールのリサイクルスピードが高まると、ボールを持っていないプレイヤー(オフ•ザ•ボールプレイヤー)の準備の遅さが課題として上がりました。その課題を克服するため、今回は本テーマを設けました。
キャッチの練習でボールに慣れ、体が温まったところで4名1組のボールリサイクルの練習から本格的な練習がスタートしました。誰がボールキャリアになるかわからない状況を作り、ボールキャリアが決まった瞬間に近くにいる2人でボールをラックから出すためのサポート、残りのメンバーはラインメイクのスピードを高めるための練習をしました。オフ•ザ•ボールプレイヤーの動きの質を高めるためには、プレイヤー同士のコミュニケーションが不可欠です。最初はうまくコミュニケーションを取れなかった子どもたちも、次第に仲間と声を掛け合い連携する場面も見られるようになっていきました。最後のタッチフットでは、オフ•ザ•ボールのプレイヤーがうまく声をかければトライにつながる場面も多くありましたが、ゲームに近い動きになると、瞬時に判断・声かけができなくなってしまうケースの方が多々見られました。次回の反省にしたいと思います。
このプログラムも残すところあと2回となりました。子どもたちに良い機会を提供できるよう努めていきたいと思います。
【実施内容】
•キャッチ(パス・ゴロ・ハイボールなど)
•4名1組ボールリサイクルからのラインアタック
•ボールリサイクル(5名)
•タッチフット(2秒リサイクル)
指導者
メインコーチ:渡嘉敷通大
サポートコーチ:川口暁、安仁屋政周