第4回目、ずいぶん打ち解けてきました。今回も芦屋高校ラグビー部のみなさんとトレーニングを実施しました。
4回目のテーマは「仕掛ける」、「ディフェンスをコントロールする」
〈意識すること〉
・アタック側から仕掛けること。ディフェンスと正対させて、その次の動作で崩していくこと。
・1vs1では正対を意識するために途中で停止してからステップを切る。
・2vs1ではスペースの共有を意識。1人目はスペースをつくる。2人目はそこに走り込むこと。ディフェンス側も仕掛ける。思いっ切って詰めることやスピードを鈍らすように2人の間に入ってもよい。1人目抜かれても最後まで全力で追っかけること。
・試合はタッチフット。今回は2回タッチされるまで止まらない。攻撃側有利なルールでスペースを作りやすくする。
〈総括〉
・プレーの前に自分のなかで仕掛けるイメージをつくって実施してくれました。そのため何も考えずにフワッとしたものがなくなりました。またディフェンスも最後まであきらめない動作がでてきて、試合でもトライを阻止するなど粘り強くなりました。
・試合では、出来たスペースにたいして、早く仕掛けていくというイメージが共有されました。そのためライン際をつないだトライなど演出しました。プレー中の声も最初の頃より大きくてたくさん発せられるようになりました。
・最後の振り返りでは、「仕掛ることが上手くできた」が6割、「相手ディフェンスをコントロールできた」が6割でした。これから所属チームでの練習や試合合宿に生かしていくことで自信になると期待します。
〈実施内容〉
・ウォーミングアップ
・1VS1
・2VS1
・タッチフット
・クールダウン
〈指導者〉
大塚茂、田中佳成、植浦智仁
〈場所〉
兵庫県立芦屋高等学校