第5回目、お盆の開催ということもあり、参加者は少なめでした。今回のテーマは「振り返り」、「ハンドリングの基礎」。
〈意識すること〉
・4回目までやってきたこと。それをもう一度自分で工夫してプレーしてイメージをふくらませる。
・ハンドリング練習では、①パスチャッチまでのポジションと体勢、②ランニングのベクトル、③キャッチからリソースまでと腕の振りかた。
・1vs1ではディフェンスを正対させること。まず止めるような感じにして次のステップを踏む。相手との距離感も考えてする。
・2vs1では1人目が2人目のスペースを作ってやること。ハンドリング練習で習得したことを実践していく。ディフェンスも仕掛けていく。
・失敗しても構わない、色々とプレーしてみること。そこから自分に合ったものを取捨選択していけばよい。
〈総括〉
・ハンズアップ、特に外側の手を意識することで、パスの欲しい場所、キャッチがスムーズになりました。
・インサイドラン、これを行うことでディフェンスの引きつけ、味方のスペースをつくることができました。
・パスキャッチ、前に出て取ることで仕掛けやすくなり、ディフェンダーが意識せざるをえない状況をつくれました。それによって2人目のスペースもでき、ラインスピードも上がりました。
・フォロースルー、意識することで方向性が定まりました。ノールックで空間に運ぶというイメージも出来ました。
・全体的に最初のハンドリング練習を始めた時と、最後の2vs1の時では、動きやスピードがものすごく速くなり、スキルアップとプレーに対する自信がつきました。
・最後の振り返りでは、全員「スペースをつくるコツがわかった」、「スキルアップした」と回答がありました。生徒全員の吸収力や対応力も早く、練習後の満足顔が印象的でした。
〈実施内容〉
・ウォーミングアップ
・ハンドリング練習
・1VS1
・2VS1
・クールダウン
〈指導者〉
大塚茂、田中佳成、植浦智仁
〈場所〉
兵庫県立芦屋高等学校